甲状腺ホルモン剤を使用する際の注意

20代から40代の女性は甲状腺のトラブルが起こりやすいです。そんな甲状腺のトラブル治療といえばホルモン剤です。 - 甲状腺の役割とは何?

甲状腺の役割とは何?

甲状腺は身体の新陳代謝を助ける働きをするホルモンを作り出す臓器です。胃腸や肝臓の病気はどんな症状が出るかイメージがしやすいですが、甲状腺の病気と聞いてもパッと思い浮かびませんよね。ここでは甲状腺の疾患を正しく理解するために甲状腺の役割について紹介します。

甲状腺ホルモンとは?

私たちが食事をして摂取したたんぱく質、脂肪、炭水化物などの栄養素は代謝された後に身体の組織を作ったり修復したりするために利用されます。ホルモンはこのような新陳代謝の過程を促進したり刺激する働きがあるのです。また妊娠中に胎児の発育に重要な働きをします。

甲状腺はのど仏のすぐ下にあり大きさは立て4センチほどで重さは15グラム前後です。正常な場合、首を触っても甲状腺を感知することは出来ません。しかし甲状腺にトラブルがある人は大きく腫れ上がっているので、首を見ただけでも甲状腺の異常を察知することが出来ます。

下垂体と甲状腺の関係

体内では血中の甲状腺ホルモンは常に一定の値を維持できるような仕組みが働いています。このコントロールをしているのが脳の下垂体と言う部位なのです。そしてこの下垂体が産み出すホルモンのことを甲状腺刺激ホルモンと言うのです。甲状腺刺激ホルモンは名前のとおり甲状腺を刺激してホルモンの分泌を促します。

血液の中で甲状腺ホルモンが増えすぎた場合は、下垂体から甲状腺刺激ホルモンの分泌を減少するように命令が出ます。そしてまた血中の濃度が正常以下になると通常通り、甲状腺刺激ホルモンが分泌されるのです。このような仕組みのことは「フィードバック機構」と言います。この働きのおかげで私たちの甲状腺体内のホルモン値は常に一定に保たれているのです。

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