甲状腺ホルモン剤を使用する際の注意

20代から40代の女性は甲状腺のトラブルが起こりやすいです。そんな甲状腺のトラブル治療といえばホルモン剤です。 - 甲状腺の治療方法について知りたい

甲状腺の治療方法について知りたい

甲状腺疾患の治療には主にホルモン剤を投与します。ここでは薬の種類とその効果について説明します。

甲状腺ホルモン剤

甲状腺ホルモンの働きは脳の発達または器官の成長、熱の生産、心血管系に対する作用、糖質・脂質の代謝作用です。ですから甲状腺の機能が低下する橋本病などの治療のときはチラーヂンS、レボチロキシンナトリウム錠「サンド」またはチロナミン、チラーヂン末などが投与されます。これらの薬は下垂体から出る甲状腺刺激ホルモンの分泌も抑えるので、甲状腺腫が大きくなるのを防ぐ目的でも使われます。

服用回数は通常1日1回です。高齢者や心疾患がある場合は心悸亢進を避けるために複数回に分けて服用することもあります。最近の研究によると空腹時や寝る前の服用が吸収されやすいそうです。

抗甲状腺薬

今日本で一般的に使用されているのは、チアマゾール(MMI:メルカゾール)とプロピルチオウラシル(PTU:チウラジ−ル/プロパジール)です。抗甲状腺薬は服用後、消化管から吸収されて血液中に移行します。そして甲状腺に取り込まれそこでホルモンの生成を抑制します。チアマゾールはプロピルチオウラシルの10倍近く効果が高いと言われているので、まずはチマゾールを使って治療すると言うケースがほとんどです。しかし近い将来妊娠を考えているなどの場合は母乳に影響がないプロピルチオウラシルが使われます。

薬の飲み合わせについて

基本的に一生に併用して害になる薬はありません。しかし鉄剤やアルミニウムを含む酸を抑制する薬や、スクラルファートなどを含む胃薬は一緒に服用することは避けましょう。併用する場合は時間を少しずらして飲めば問題がない場合がほとんどです。医師に相談してみてください。

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